介護等体験
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介護等体験が終わりました。
やはり宣言通り、ものすごい良い経験になりました。
ちょっと重い話ですが、高齢化社会から高齢社会へ。
3人に1人は高齢者なんて時代もいづれば来るんですよね。
今回体験中に触れあってきた利用者の方々は概ね80代前後。自分の祖父母よりも年上。
むしろ「ひいばあちゃん」とか「ひいじいちゃん」とかのレベルです。
それでもとても元気な方が多く、そして貴重な経験をしました。
介護というのは教科書の上である程度の知識はありました。
しかし現場とはここまで違うものなのだと痛感しました。
介護の知識といっても、表面的な現状を知っているのみ。実践的な知識や方法論は知りません。
それどころか、それらの表面的なことでさえまだまだ。
今回は表面から少しだけ裏側まで知ることが出来ました。
介護というのは本当に大変です。24時間のことですし、付きっきりになってしまう。
加えて様々な介助も必要になり、家族の負担というのは物理的にも精神的にも大きいと実感しました。
これといって自分ができることはありませんでしたが、可能な限り利用者のご老人とコミュニケーションを。
そして担当者さんのお手伝い。
そんなことをしていたらあっという間に5日間なんて過ぎてしまいました。
詳しいことは書きませんが、日本の直面している問題の一つを目の当たりにした、そんな感じです。
そうそう、そんな5日間の中でもなわとびを披露する機会がありました。
まぁ噂が噂を呼び、やってください!的な雰囲気になりまして(笑)
こんなこともあろうかと思い常になわとびは常備していました。
天井の関係であまり思い切りはできませんでしたが、スタッフさんや利用者の方には喜んでいただけたようで嬉しいです。
こんな風に、福祉施設で演技をしたのは初めて。
普段は小学生相手ばかりだったのでとても新鮮な感覚です。
今後の活動の場所として、福祉施設というのもありかと思いました。
自分に出来ることなんて「なわとび」以外に何もありません。
しかし、せっかく「なわとび」というモノがあるので、これで少しでも貢献できれば。
そんな思いがわいてきています。
ご老人は日常生活のみでは、どこかハリが無くなってしまいがちと言う話を耳にしたことがあります。
ちょっと喧しいかもしれませんが「なわとび」を見てもらうことで、一時でも楽しい時間を過ごしてもらえたら。
これほど嬉しいことはありません。
ひとつまた、新しい自分の中での「なわとび」の方向性を見いだすことができました。
って、話は逸れましたが本当に良い体験でした。
さて、この体験で得たエネルギーであと3日間頑張りましょう〜。