縄のまっちゃん公式ブログ【旧ブログ】

縄のまっちゃんの【旧】公式ブログです。2007年から13年までの記事を保管してあります。

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

弱さを知ることの勇気

いまさらだが、自分は弱いなぁって思う 競技時代は前しか見ないで突き進むだけだった。 それこそ自分が最強だと思い込んでいないと、負けてしまう。 最近になって、色んな事と向き合うようになり、 「根に持つ弱さ」 というのを痛感する。 弱いことが悪いと…

一歩ずつ踏みしめる

QuidamのNoriさんがやっている大技「バク宙○○跳び」 いま、地道ながらこの技を目指して練習をしている。1回目と2回目のショーの間、1時間30分ほどの時間がある。 この時間は食事をしたり本を読んだり、各々が好きなように過ごしている。中にはメインア…

転ばぬ先の杖

ようやく動き出した、そんな印象だ。時としてシルクには「何かがた時に解決」という姿勢がある。 問題が起きないことを前提として物事を進めて行く。 もちろん問題が無ければ良いのだが、いざ何かがあると慌てる。この前の事故の時にもマネジメントが不十分…

もてる

いろんな形があっても良いとは思う。 でも目の当たりにすると、ちょっと驚いてしまう事実。 同僚で靴職人をしている人がいる。 南米出身の彼はとても気さくで、ここに来てからスグ仲良くなった。凹んでいる時にも励ましてくれたり。 いい友達と思っていた、…

何ができる、何がしたい

色んなアーティストと仲良くなってきた。 名前も一通り覚えられて、お互いに誰なのかを認識できる。ちょっとずつ英語での会話も続くようになり、親密感も出てきた。 すると、彼らの得意分野に興味を持つ。La Noubaの場合、 コテコテのサーカスアクトをしてい…

見知らぬ着信、その真相

IPhoneを買って、早2週間。 操作にも慣れてきてアプリも追加できて。良い感じに使っていた。 しかし最近、ある番号からしきりに電話がかかってくる。 この番号は今のところシルクに緊急連絡先としてしか教えていない。 なのに見知らぬ番号、しかも結構な頻…

耳からでなく文字から

待ちに待った日本からの荷物が届いた。 「ロシア語学習テキスト」 「フランス語学習テキスト」 この二つ。英語を学ぶのは最優先課題ではあるが、せっかくの機会。 色んな言語を学んでみたいと思った。とくにこの二つの言語を話す人が多い。コミュニケーショ…

そこに夢の世界をみる

機会があり、ディズニーワールドの「マジックキングダム」に行ってきた。 残念ながらこれといってディズニーが好きではない。 でもあの場所に行ったら少しだけ価値観が変わった。 日本のディズニーランドのモデルにもなっているという場所。 さすがの人ごみ…

その瞬間、ステージは凍りついた

nasaのブログと同じような内容になるとは思う。 でも、それでも、今日はこれを書きとどめておこう。 それは本当に一瞬だった。 土曜日の2回目のショーも華僑、ラストの演目。重力を無視したかのような、と形容されるトランポリンの演技。 大勢が縦横無尽に飛…

わーい、ゲット。 その2

前後するけど、「Paticipant」カード というものを貰うことができた。 これはディズニーのスタッフである証明書。 3時間ほどの企業講習を受けて貰うことができる。オリエンタルランドとシルクが提携していることもあって、全従業員が必須。そのうち、さらに…

ケッサク

あの瞬間は、なかなかのケッサクだったと思う。 未だに練習中のバンジー。成功率は格段に上がり、ミスをすることも無くなってきた。 音楽に合わせて、 照明に合わせて、気付けば失敗用の梯子も使わなくなり、 さぁ来週ぐらいから実際にショーでやるぞ!って…

なければ無い方が良いモノ

サーカスという職場ゆえに、怪我は常に付きまとう。 加えてここはギリギリなことを求められる。 ハイレベルゆえに、それこそ命がけの技だってたくさんある。 中でもトランポリンの人、空中ブランコの人達には怪我が尽きない。 気付くと松葉づえをついていた…

心よりも手が痛む

ハイファイブ、日本で言うハイタッチの事。 ショーの間、アーティスト同士がお互いの健闘を祈り行う習慣。すれ違う殆どのアーティスト同士がする。 一種の儀式的なシーンすらある。 このハイファイブ。 時には優しいが、時には手が痛いぐらいにすることがあ…

メイクに気持ちをのせる

最近では広く知られるようになったけど、シルクのアーティストは自分でメイクをする。 子どもももちろん、全ての出演者が例外なくそのための練習もしている。 自分の場合、そのメイクにかかる時間は1時間。 調子が悪いと1時間超えることもしばしば。最初の…

感覚の隔たり

気付くともう今日になっている。 最近感じる不思議な感覚だ。 毎日繰り返しているからなのか、 はたまたショーに慣れてきた証拠なのか、 日々の進むスピードが急激に加速している感じを常に持つ。 ふと考えてみる。 日本を離れて4か月。まだそんなに時間は経…

正しいかどうかは別問題

ジャンプライン。 そう呼ばれている演技のシーンがある。細かいことの記載は避けるが、自分が一番ネックとしてた部分である。 最近では成功率も上がり、ショーになじむようになってきた。 ところが、それでもミスは起きる。 そんな時にある友人のアーティス…

弁当男子も悪くない、むしろ良い

節約と健康のために、自炊をしてみる。 日本に居た頃、みむさんに手ほどきを受けて少しだけ作るようになった料理。あの頃は外食でもおいしいモノが食べられた、 むしろ自分で作るよりおいしいことが多い。 しかし状況は変わった。 コンビニ弁当はおろか、お…

わーい、ゲットしたー

今はやりのIPhoneをゲットしました。 1つ型の古いやつなんですけどね。。。こっちでも4Gは品薄状態らしく、何処に行っても見つからない。 でも初心者の自分にはとりあえず使えれば良いってことで。 それに型落ちしていたから100ドルを切る破格。 アップル…

3年間の石乗り修行

仕事をするということ。 それは世の中の一部の歯車を回す、ないしはより良く回るようにすることだ。 歯車として世の中に貢献する行為によって、報酬が手に入る。こんな一節をとある本で呼んだことがある。 労働対価、すなわち賃金である。 考え方、視点、捉…

リゾートしてみる

フロリダ、そこは常夏の楽園。 ということで少しでもその楽園を満喫してみようと思う。 まずはジャグジーに入る。 日本ではスーパー銭湯のジャグジーぐらいしか経験が無い。 庭にジャグジーとか、さすがはリゾートって感じだ。いざ入ってみる。うん、なかな…

ピッケルを 刺すも昇るも 自分自身

無言、そして沈黙。 言葉を発しないという態度は、時として人にとても残酷に当たることとなる。 しんどい時、フト、何か言葉を発しその行為によって自分を保つことすらある。 自分の選んだ行為は、最大の敬意と信頼の元での「沈黙」であった。 自身にもつい…

よろこびと感謝のひと跳び

1stショー。 嬉しい日本からのお客様が6名、ショーをご覧になるとのこと。 偶然にも同じ日の同じショーになるとは。 一組はこちらでお世話になっている日本人の方々。 まさかフロント&センターといっても、一番前のど真ん中とは。 さすがにあの位置だとは…

声にならない訴える何か

観客が見ている、その全てが意識に上るものとは限らない。 しかしどこか、どんなに些細な瞬間であっても 「あ、何となく良い」 と思えるものが生まれる。 それは具体的な体の動かし方だけではなく、動きの細部ににじみ出る感情から来るのだと思う。 何でそう…

環境に甘んじない

一歩踏み出してみる。 怖がってばかりいては先に見えない。 せっかく見えているのに失ってしまうものすらある。 多少の失敗は承知の上、せっかくこんな場所に居るんだから。 できることから、ちょっと頑張ればできることまで

特別なお客様

今日(現地で8月3日)の2回目のショー、日本人がいたような気がします。 しかも一組だけじゃなくて、数組。意外にステージからでも人の顔って見える。 特に日本人かな?と思うと思わず目が行ってしまう。異国の地、ゆえに同郷には特別な思いを持つのは当…

休日のすごし方、模索中

休日、大家さんの家にご招待いただき食事をごちそうになりました。 こちらに来てから毎週のように色んな方にお世話になっています。久しぶりの餃子とらーめん、本当においしかったです。この家に決めて本当に良かった。 休日ということで少しだけお出かけし…

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