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オーランドバレエ公演Battle of the sexes II


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オーランドバレエ公演Battle of the sexes II



友人の安川ちあきさんが在籍されているオーランドバレエ。

週末に公演があったので見に行ってきました。

バレエをこうして舞台で見るのは始めて。大学時代のダンス部の演技しか生で見た事がなかったのですごい楽しみ。

今回の公演はクラシックではなくどちらかと言うとコンテンポラリー寄り(自由な感じって事)で、リラックスして見る事ができる内容。子どもも多く見にきていて、舞台を見に行く文化が暮らしに根付いているんだなと実感したり。

安川さんはやはりプリマだけあって圧巻。パンフレットを見なくても踊りを見るだけで一発でわかる。

何度もお会いしてるんですが、踊ってるのは初めて見ました。

やっぱすごい・・・

カルメンを踊られていた所が、個人的に一番。久しぶりに鳥肌が立ちました。





さて、

こっから先は個人的な感想やら意見で長くなるので、お時間のある方だけ・・・

















まずはダンサー個々に関して。

バレエダンサーの良し悪しって自分にはわかりません。

技術、表現力、個性、色んなことがあるんだと思います。でも何となくトップで踊る人はその理由が見ている観客に伝わってきました。

同じ振りをしているのに、何か伸び伸びしているダンサー。音楽と振りを使ってこちらにエナジーを感情を訴えかけてくる。

かと思えは音楽と振付に、書いて字の如く振り回されているようなダンサー。

どういうダンサーが上手なのかはわかりませんけど、こういう

感覚的なことだけはハッキリと伝わってきました。

ダンサーってスゴイなって改めて感動。。。



次は全体の構成について。

バレエ団が行う公演、もちろん内容はバレエ要素の強いもの。しかしバレエだけに拘らない、もっとお客さんに楽しんでもらえる様な構成や演出が目立ちました。

特に目が行くのはHip Hopの要素を取り入れた動き。リズムダンスとも言えますが、ビートのきいた音楽でダンサーが踊る箇所がいくつもありました。

しかし、正直言いますと付け焼刃の感じが否めない。

振り付けはそれっぽいのに、殆どの人が音にノレていない。加えてその部分がくる度に、どこかギコちなさを感じてしまう。

ダンサーだけではなく、演出や振付の影響もあると思われますが、変にリズムダンスを多発すると何処となくcheepな印象。

元々の身体の使い方が違うから仕方ないとは思いますが、バレエ要素の強いshowのクオリティとエナジーが並じゃなくスゴイだけ、そこが反対に浮き出てしまう。

仮にリズムダンスを入れるのであれば、もう少し配分を減らした方がよかったと個人的には思います。もしくは全体で音ノリがちゃんとできるようにするとか。

専門外の要素を安易に入れるのは危険なんだと感じました。



長々偉そうに書きましてすいません。



ともあれ、みなさんお疲れ様でした!!

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