初、衝動にかられる

久しぶりに、

Fire WithinのDVDを観た。

Varekaiのクリエーション内容を紹介してるDVD。

アーティストの置かれる過酷な様子がリアルに伝わってくる。

内容はもちろんだけど、

引っかかったフレーズがある。

「800回もやって、新鮮さを維持するのは難しい」

というオリジナルアーティストの言葉。

800回。。。

最初に観た時は全然想像つかなかったけど、

かくいう自分もそろそろ900回、4ケタが見え始めてる。

同じ環境になったら、このアーティストの気持ちがちょっとは理解できるかなと思った。

新鮮さ、かぁ。

結局よくわからない。

でも、

このDVDを観て感じたのは、

久しぶりに何かを『クリエイト』したいっていう欲求。

La NoubaのSkipping Ropesじゃない、

全く違うモノを表現してみたくなってきた。

表現なんてちょっと前までは良くわからなかった。

自分の中にあるものとか、自身を表現とか、

ぶっちゃけピンとこなかった。

でもなんだろう、変わってきた。

気持ちの変化なのかな。

こんなことがしたい！！っていう気持ちが溢れてきた。

いや、

何かをせずにはいられない衝動って方が近いかも。

今だから言えるけど、

競技時代もフリースタイルを作るのが大の苦手で、

いつも何となくアドリブ、できる技を適当に組み合わせてただけ。

なまじ、出来る技の個数があって、

技の組み合わせネタもいくつかあったから、

組み合わせを何個か変更すればどうにでもなった。

けどこれって、創作じゃないよね。

すごい消極的な演技作り。

できることを組み替えて、パズルのように入れ替えてるだけなんだもん。

苦手だったから、

全力で向き合わなかった。

逃げていた。

第7回の世界大会が一番ひどかったなぁ。。。

今回のはちょっと違う。

組み合わせを使わずに、

限りなく面倒くさいことに向き合って、

産みの苦しみを全力で味わってみたい。

なわとびを始めてから、

これほど積極的に演技を創作したいって思ったの、

初めてかもなぁ。。。