純粋さゆえに
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先日、都内の調布市のイベントに出演して来ました。
朝は筑波が寒かったんですが、少しバイクを走らせたら一気に暖かくなりました。
いよいよ冬の兆しが見え出したこのごろ、バイクにはきつい季節が到来です。
さて、肝心のパフォーマンスは外と中で合計3回。
普段なら指導をした後にパフォーマンスなので、少し形式が違いました。
また、場所も2回が砂地のグラウンドでラストのみステージの上。
どちらも普段とはやや違う環境でのパフォーマンス。
それよりも、課題となったのは雰囲気の作り方。
小学校の授業に入ってのパフォーマンスは、先生という威厳ある存在がいます。
そのおかげで、よからぬ方向へ空気が流れることは少ないんです。
ところが、一般のお祭りやイベントは違う。
最初からホームの状態で始まることは稀で、むしろ自分で空気を作り出す必要があります。
特にその際のネックになりがちなのが、紛れもない小学生なんです。
普段見せている小学生は、あくまで仮の姿といってしまえばわかりやすいかもです。
学校という場所にいる以上、規律と秩序が保たれています。
ところが一度外の世界に出てしまうと、別の姿がそこにはあります。
冷やかし、からかい、おだてなど。。。
普段の小学校ではとても考えたれないような雰囲気がそこにはあります。
そして彼らをいかに取り込むかによって、パフォーマンスの質が大きく変化します。
仮に小学生を敵に回してしまった場合、どんな技や演技をしたところで無意味。
自分の最高の演技をするには、それに相応する場作りが非常に重要なんだと感じました。
縄の技術だけでは届かない能力、雰囲気作り。
今後、パフォーマーとして成長するために【小学生】をいかに取り込んで場を作るか。
この能力を抜きにしては成長を望むことが出来ないのだと思います。
子供ゆえの純粋さ、子供ゆえの残酷さ・・・
紙一重のところで食い違うこの二つは、難しい課題になりました。