縄のまっちゃん公式ブログ【旧ブログ】

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ステージと体育館の距離感


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ふとした瞬間に考えてみる



ステージで縄跳びをするのって、どうしても観客との距離感がある。





こっちに来るまでは小学校やイベント、それこそ数メートルレベルで演技をしてきた。

特殊な舞台装置や衣装、メイクもしない状態のデモンストレーション。

体育館で同じ高さのフロアで演技をする。

だけど見てもらうのはありのままの自分だし、距離も近い。

もちろん何をしていたかというのも、より近距離で分かる。





この場所でのショーは全く様子が違う。

毎晩の喝采は地鳴りがするほどだけど、直に観客の声というのは聞こえない。

ステージの上での交流は可能。

だけどアーティストはアーティスト、観客は観客という目に見えない圧倒的な壁があるような。



これが舞台なんだ、ショーなんだと思えばそれまでかもしれない。







感覚と差異に、ちょこっとだけ違和感を感じている。





モントリオールで見たショーで、その場でアーティストと観客が意見交換をする場面にも出くわした。

アーティスティックとか難しいことは分からないけど、この慣習はとても良いと思う。

だって個々人で感じ方が違うだろうし、その多様な価値観が交流する時に新しい何かが生まれるとも思う。

これがCirque du Soleilです!!

ってのも良いかもしれない。

だけどアーティスト個人として、実際にショーを見た人の感想をもっと聞いてみたい。

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