さて、どこを向いて走ろうか
【スポンサードサイト】
”あなたはデビューの時よりショーに慣れてきたみたいね”
ある人がこんな一言をかけてくれた。
Human Resorceのエイミー、シアターの外で偶然にすれ違った。
普段なら何となく挨拶をしてそのままお互いに仕事の方に行ってしまう。
わざわざ来てこう言ってくれたのだ。
内部の人ということで、ショーは何回も見ている。
デビュー時も見ている。
エイミーは、すれ違った前日にショーを客席から見たらしい。
構成も内容も同じなのに、変化があったと言ってくれた。
変わりたいとか、日々成長したいとか。
前の日記にも書いたけど簡単じゃない。
具体的に何をするとかも曖昧だし、それ以上に日々のショーに追われている。
全力でやっているゆえ、余裕もないのが本音。
結果的に「失敗しない」「視線を気を付ける」みたいな判りやすい基準になってしまう。
これだけじゃダメな事は十分に承知しているのだけれど。
無我夢中で練習をして、色んな技に磨きをかけて。
Rope Skippingの技術は上がっているかもしれない。
だがそれがアーティストとしての成長になるとは限らない。
いやむしろ、マイナスになることだってあるんじゃないか。
ルールが無いから安直なルールで自分を納得させてしまう。
無意識の惰性。
エイミーの言葉が色んな意味で自分を救ってくれた。
少なからずこの4カ月が無駄でなかったんだと思えた。