縄のまっちゃん公式ブログ【旧ブログ】

縄のまっちゃんの【旧】公式ブログです。2007年から13年までの記事を保管してあります。

日、一日と感覚がずれ続けていた


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不思議でしかたなかった。

ある一定期間が経過すると、リリースがやりにくくなるのだ。

回数は跳んでいるため、摩耗して質量比が変化したのか。

もしくは日によって自分自身にブレがあるのか。





ある日、師匠がショーを観に来た時。

内容はこれまでで最高に悪い内容で、ミスという基準では最多。

後にバックステージで練習。

不意に縄の長さをチェックしてみて、少し短めに設定。



また別の日、両親が観に来た時。

内容はまずまずだが、同じくミスが出てしまう。

しかもこれまでに殆どミスをした事のないパート。

「SAKEを飲んでたのか?」と茶化されるほど、ガッツリ。

またまた後に練習。同じく縄をチェック。







おかしい。何かが。







縄は切れる事もあるので予備を必ず準備しておく。

交換時期になった時に、予備にしているものをメインにして同じ長さの予備をまた作る。

よって、長さはデビュー当初から一定になっているはずだ。





・・・おもむろに縄の長さを比べてみる。







なんと、10cm以上本番用の縄が長くなっていた!!!(驚愕)





たかが10cmと思うことなかれ、このズレで大きな感覚の違いになる。

縄を感じる感覚が変化、加えて長くなると回すのが大変になる。

地面に接地する部分も変化する。長くなると接地部分が増えて縄が跳ね返る。

制御の外で跳返るというのは7割引っかかったと同じ。

交差跳びや多回旋も。

跳返りを嫌い回旋させる腕の位置が長さによって変化。

サイドスイングを振る方向も微妙に変わり、かみ合わないと絡まる。



10cmの違い、それは天と地ほどの差だ。











1週間での縄の変化を見てみた。

その変化約3cm。このレベルであれば技術でカバーできる。

でも積み重なれば大きな違いとなってくる。1カ月で12cmの計算だ。

縄のずれた後もない。

留め具は強く縄に明らかなあとが付くので見間違える事もない。

ということは、、、縄が伸びたと考えられない。

手で引っ張っても伸びない。しかし現実に縄の長さは変化している。

考えてみれば、縄の中央部分が細くなっていた。

これがもしや伸びている証拠なのか?













Skipperにとって縄は命。こと、異常に繊細な道具だ。

僅かなズレであっても見逃すわけにはいかない。

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