Skipping Ropes Second Stage
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11月18日から、Skipping Ropesのアクトが一新された。
10月の最終週にデビィさんが来て振付の見直し。
それから待つこと約1か月、ショーで行うGoが出た。
コンセプトもマイナーチェンジ、時間も少し短くなっている。
印象としては今回の方がスピード感があり、迫りくるものがある。
本番を観たスタッフは、口を揃えて以前よりも良いと言ってくれる。
だが進化、成長には必然的に痛みを伴う。
新たなアクトは、個と集団という尺度でいえば大きく「集団」の方に振れた。
nasaとの性質の違い、そこを前面に出したのが以前。
今回は集団ということにフォーカスし、2人の動きを揃えるパートが大幅に増えた。
「揃える」と言っても、そう単純ではない。
競技的な、単にルール上で同一視される技を行うだけでは不十分。
技でなくムーブメントとしての「シンクロ」がそこに求められる。
バックグラウンドの違いや身体特性の違い、得手不得手の落差。
付焼刃的に「真似る事」は出来るが、それは単なる猿真似でありシンクロとは呼べない。
呼吸やリズム、内面的なところまで合わせる練習が求められる。
German Wheelは双子だった。
うちらは双子ではない。
相手の内面を互いに感じ取り共鳴すること。
新たに求められる成長だ。
個々の違いが善しとされた地平から、個々の同調を求められる地平へ。
昇り続けた壁、それとはまた別の壁が目の前に立ちはだかっている。