縄のまっちゃん公式ブログ【旧ブログ】

縄のまっちゃんの【旧】公式ブログです。2007年から13年までの記事を保管してあります。

現在、ずいぶん回復してきました


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その瞬間は突然だった。

まさに一撃必殺。





やってしまった。。。

初めてSHOW中に怪我をしてしまった。

ただSkippingで、ではない。

曰くつきのバンジーだ。





怪我をしたのが火曜日、この日は週明けと言う事と気温の変化で、

バンジーの硬さが変化して伸び率が変わっていた。

実はこれ、いつもの事。

寒かったら固くなって落差が短くなって、

暑かったら柔らかくなって落差が増える。



単純な話だけど、

実際に落ちてみると随分感覚が変わって怖い。







んでこの日。

気温も下がってるし大丈夫かなぁと思いながら、トラピスを握る手を離した。



予想通り、いつもよりも高い位置でバンジーが伸びきる感覚、

急いで引っ張る。

戻りの高さが十分に出ないと怖いなぁ。。。なんて思いながらキャッチに備えた。







案の定、高さが出ていない。

腕を伸ばしてギリギリの所にトラピスがあった。

しかしこれでもイケると思い、腕を伸ばしてトラピスを掴んだ瞬間。。。。。







左肩から表現したくないような複雑音、

ガクンっ!?と関節がずれる感覚。



そして同時に激痛が襲ってきた。







トラピスにしがみ付き悶絶してる様子を見て、リガーがすぐにフィジオに連絡。

エレベーター前に駆けつけてきた。







しばらくは痛みで力が入らなかったけど、

1ST SHOWをそのまま終えて、動作チェック。













うん、いける。

この状態なら2ND SHOWもイケるってことで、

少々痛みがあったけど続行。



アクト中、多少痛みが増えてきて動かしにくかった。

でも倒立とか側転は出来たし、大丈夫かなぁって思ってた。









でも、夜は惨劇だった。

痛みが一気に増してきて、日常生活に支障をきたす。

コップを持つことも、ままならない。



あまりの痛みで夜も殆ど眠れず、翌朝。

痛みはほぼ同じレベルで推移してて、

Tシャツ着るのも一苦労・・・。







本音を言えば、

痛み止めだろうが、マッサージだろうが、

何とかSHOWに出られるなら出たかった。



しかし現実には、

包丁で食材を切る事も、

ミルクをコップに注ぐことも、

歯を磨くことさえにさえ・・・・痛みが走る。

満足に力が入らない。



何をしていても痛みがある。









早めにシアターに行き、フィジオに診てもらい判断を仰ぐ。

食い下がる事すら出来なかった。

それほどに身体が動かなくて、痛みが強い。

交差とびをするだけでも激痛。











諦めきれない気持ち、、、

でも、

この状態でSHOWに出ても何も出来ない。

怪我は悪化するし、周りの足を引っ張ってしまう。

悔しかったが、











初のアウトをすることにした。









アウトをすることで一番気がかりだったのがnasa

自分も一時期はソロをやったけど、

あの時は入念なリハーサルとトレーニングがあった上でのGoだった。



運悪く彼が怪我をしてしまった時にも、すんなりとソロでSHOWに臨むことができた。





しかし今回はあまりに唐突。

書いて時のごとく昨日の今日。

確かに一時期、二人ともソロを作ろうと言うことでトレーニングはしていた。

ある程度、形になるところまでは。

でもあれは去年の自分の初ソロよりさらに前・・・



ソロを任せてしまう負担。

自分もソロをやったから痛いほどわかる。

しかも前触れもなく、いきなりやるという不安。

それこそ計り知れない。







nasaが一番だけど、

色んな人に迷惑をかけてしまう結果になった。

お客様にもフルVerのSkipping Ropesをお見せできない。

やりきれない、虚しさ。













ほんの一瞬、

クロバットの場合は、まじで一撃必殺。







詳しい診断はまだ下りてないけど、

現状はそこまで悪い状況ではないらしい。





焦らずに、

けど一日でも早く復帰したい。

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