戻ってきたー

いっつも帰ってくるのはドキドキするけど、

今回は無駄にスムーズな入国で、無事にアメリカに帰国。

入国審査とかいつも３０分は並ぶのが普通なのに、なぜか一番乗り・・・。

しかもその流れでセキュリティチェックとか荷物の再チェックインとか、

全部が一番。

なんかすげー得した気分（笑）

帰国した翌日はドレスリハーサル、通称ドレリハ。

普段と同じ内容のSHOWだけど、名目はリハーサル。

音響や照明も含めて、

２週間の間に調整をしているのですべてが上手くいくかのチェックってとこかな？

もちろんアーティスト的にもこの一回が本番のShowに向けての最終調整なわけで。

これは個人的な感覚だろうけど、

たった２週間でもステージでのカンは驚くほど鈍る。

体力も落ちてるし、ここぞって時の集中力の踏ん張りがきかない。

客席とのコネクションも思ったように行かず空回り・・・

長距離移動の疲れも重なって、

結果ものすごいアクト後の息切れ。

酸欠と低血糖が一気に襲い掛かってくるような感じ。

目が回るってまさにこのこと。

正直、このドレリハでは万全のShowができない。

けどこの１回のおかげで翌日からのShowがよりスムーズにいく。

カンも体力も戻るしね。

さすが考えられてるなぁ。

日本にいるときにも少し跳んだけど、

やっぱりステージとは全然違う。

疲れ方もだし感覚も、跳ぶ意識もいろんなものが違う。

これがLIVEのカンってやつなんだと思う。

むかし紳助さんが、

『芸人はノーギャラだとしても舞台には立ちたがる。そこでしか磨けない腕があるから』

って言ってた。

うちらも同じなんじゃないかな。

技術だテクニックだも必要だけど、

一番はステージに立つことで磨かれていく”カン”

が重要なんだと思う。