縄のまっちゃん公式ブログ【旧ブログ】

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9WCに行ってみる


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8月3日から7日まで、TampaのUSFで開催されていた



FISAC-IRSF世界ロープスキッピング選手権大会



に行ってきました。





オーランドから車でちょうど一時間。

なかなか無い、せっかくの機会なので二日間ほどShowのお休みをもらって行ってきた。

ソロをやってくれたnasaに感謝。







今回の世界選手権はいろんな意味で歴史が動いた大会だったと思う。

まずは記録の大躍進。

世界記録が多く塗り替えられ、中でも30秒スピードと3分スピードの更新は衝撃的。

数年前までは誰もその領域に行けるなんて考えていなかったレベル、

30秒で100回、3分で500回の大台に突入。



加えてこの記録、

どちらも男性選手が塗り替えたのも驚き。

これまでは世界記録の類はすべて女性選手が持っていたのに、

この大会で初めて女性の記録を男性が抜いた。





日本選手団の活躍にも驚き。

ダブルダッチはもちろん、個人戦でもメダルを取れる選手がついに現れたんだなぁ。

Youth大会では男子15歳以上部門で1,2独占。

記録も大人顔負けの立派なものばかり。



また世界選手権、三連覇中の絶対王者

Tori BoggsとLuke Boonがついに、

王座を受け渡した。

Lukeはフリースタイルこそ死守したけど、

それ以外はほかの選手の台頭についていけなかった。

Toriも、3分の伝説ではなくなった。





次世代の波が押し寄せ、古い世代を乗り越える瞬間を目の当たりにした。









そして何より感慨深かったのは、

師匠SADAさんのフリースタイル。

今大会で師匠の本気のフリースタイルを見ることができるのは、おそらく最後になる。



10年前にSADAさんの演技を見てこの世界に入り、

ずっと憧れだった人の集大成。

純粋に縄跳びだけで追求したパフォーマンス。

この目でその現場に居合わせることができて本当に幸せだ。





やっぱりこの人には適わないなぁ。

これからもずーっと憧れの師匠であり続けてくれる、そんなフリースタイルだった。









そう余談だけど、

日本選手団のお手伝いの中で通訳の仕事もやらせてもらった。



これがとてもいい経験。

オーランドに来たばかりはほとんど英語でコミュニケーション出来なかったけど、

2年が経って、こんな自分でも成長できたんだなぁって少しだけ実感、



嬉しかった。



Cracker Jackのエキシビジョン練習中にやらせてもらった仕事が一番楽しくて、

ちょっとだけ自信を持つことができた。





今後の国際大会とかで、

英語って必ず選手団がぶつかる壁。

自分でもこの部分だけならサポーターとして力になれるのかなって思えた。





たくさんのSkipperとも再会できて、

いろんなフリースタイルを見れて、

日本選手団の活躍も応援できて、



ばっちり心の充電をさせてもらいました!!













日本選手団の皆様お疲れ様でした。

メダリストのみなさんおめでとうございます。



色んな仕事を任せてもらって、

ありがとうございます。

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