縄のまっちゃん公式ブログ【旧ブログ】

縄のまっちゃんの【旧】公式ブログです。2007年から13年までの記事を保管してあります。

感激!!


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感激です!

今さっき連絡があったんですが、自分の無二の親友がある競技で日本2位になったとのこと!

去年の大会で最後って話を聞いていたのでまさか今年でるとは・・・という感じだったのですが。

本当は見に行きたかったですが、仕事の関係上行けなかったのがとっても残念でなりません。

この競技はラートと言いますが、全日本ともなるとかなりのレベルらしいです。

自分は大会に出場したことはないですが、お手伝いを何回かしたことがあります。

体操の要素を多く含むもので、大きな輪っかを使ったやつですね。

元々、この親友はある意味で才能があったのかも知れません。

1年生の段階で総合入賞に食い込むようなレベルにあり、3年生では世界選手権の候補選手にまで選ばれました。

学業の関係上世界には行かなかったのですが、競技力としては日本トップクラスにあることは間違いないです。



本当に嬉しい。

この言葉が何よりもふさわしい今の自分の感情です、

別に自分のことではないんですが、彼のことに関してだけは、本当に自分のこと以上に嬉しいです。

正直、縄跳びよりも競技人口多いですし、日本で上位に食い込むってことは容易なことじゃありません。

すごいですよ、彼は。

凄まじい努力家で、色んな意味で影の努力を欠かさない人でした。

自分とも重なるようなアスリートの一面も持ち合わせ、とても学ぶべき点が多かったように思います。

今後彼はどのような形でこの競技を続けるかは不明ですが、いつでも彼の応援を続けていきたいと思います。



とにかくおめでとう!!!!

ラート(独:Rhönrad)は、ドイツ発祥のスポーツで、2本の鉄の輪を平行につないだ器具を用いて、様々な体操を行う競技である。1999年には『ロンブー龍』の企画で田村淳(ロンドンブーツ1号2号) でラートに挑戦し、東海大学で行われた大会にも出場した。



歴史

ラートは、ドイツのオットー・ファイク (Otto Feik) が、1925年に「子供の遊び道具」として考案した。 正式には、ルーンラート (Rhönrad) と呼び(ルーン地方で考えられた輪という意味)日本では発音の難しさを避け、「ラート」と呼んでいる。 ラートは遊具として、また競技としてドイツを中心に普及、発展してきている。 第二次世界大戦により活動が中断されていたが、西ドイツで1960年に競技会が行われ、その後はドイツ体操連盟の傘下のもと、組織的な活動が続けられている。 日本では第二次世界大戦時に「フープ(操転器)」として航空操縦士養成の訓練活動に用いられていたが、大戦後は一切姿を消した。 その後、1989年、当時東海大学の講師であった長谷川聖修氏(現筑波大学助教授)が留学先のドイツから持ち帰り、ニュースポーツとして再び普及活動が始まった。 現在は、子ども達から障害を持つ人まで誰もがが楽しむことのできる生涯スポーツとして、また、国際大会で活躍する選手達の競技スポーツとして幅広く親しまれている。



[編集] 用具

[編集] 本体



ラート本体鉄製の大きな輪をゴムで覆い、それを2つ平行につけた運動器具がラートである。 使用者の身長によって用具の大きさは変わるが、一般的には使用者の身長より30〜40 cm程大きいサイズが最適である。 大きく分けると日本製とドイツ製の2つがあり、前者は比較的軽量で操作性に富み、運搬も容易であるが、安定性に劣る。 後者は重量があり安定性に優れてるが、輸入に頼るため購入に時間を要するなどの弊害がある。

また、ラートはその大きさから運搬がしばしば困難である。 そのため、分割できるようになっている。 タイプは4分割と2分割の2つがあり、4分割はコンパクトにラートを運搬することができる。 その反面、本体そのものの強度は若干2分割タイプに劣る。



[編集] ベルト



通常ベルト

補助ベルト正式にはビンディングといい、運動時に両足を固定する際に必要となる。 使用者の身長に関係無く、1つ揃えれば様々な大きさのラートでも対応できる。 また、かかとつきの補助ビンディングもあり、これは学校や養護施設などで多く利用されている。 足の甲とかかとの両方を固定するため、ビンディングよりも安定感があり、より安全である。

2007年2月末現在では皮仕様と布仕様の2種類が存在しており、以前は皮仕様のものが多く用いられていたが、最近では布仕様も普及してきている。 皮の方が安価で初期の導入には適していたためであるが、競技や体験活動を行う際には布の方が足首に負荷を与えないため、競技会出場者の中で徐々に人気が出てきたことが影響している。



[編集] 競技種目

競技には直転、斜転、跳躍の計3種目がある。 以前跳躍は跳び越しと呼ばれていたが、2006年に名称変更された。 直転と斜転は構成点1.0点と難度点4.0点、及び実施点5.0点の計10.0点満点からの減点方式で採点され、跳躍は技の難度によって満点が異なる。



[編集] 直転



直転2本の輪を使って回転する種目が直転である。 その中で最も基本的な動きで最初に行う技が側転と呼ばれるものである。 両足をベルトでしっかりと固定し、手でバーグリップを握り、身体がラートから落ちないよう固定する。 安全を確認した後左右にラートを1回転させる。 まずこの技でラートの重心移動や逆さの感覚を体験することが出来る。 これは誰にでも簡単に体験することが可能なため、初期の導入に用いられる。

基本動作は側転の他、片手側転やフリーフライ(手離し側転)があり、これらは中心系に分類される。 中心系の他には周辺系と呼ばれる分類がある。 一般的には中心系の技を幾つか練習した後に周辺系を練習することが多い。



[編集] 斜転

ラートを傾けて1本の輪のみで回転する種目が斜転である。 基本動作には、大きく分けると傾斜角度が30度未満の小斜転と、傾斜角度が60度以上の大斜転がある。 直転の動作にある程度慣れてきたら行うのが斜転であるが、バランス感覚を養うことが難しく、特に女子の競技人口が少ない。 補助者がいる時に練習することが望ましい。



[編集] 跳躍



跳躍(非常に珍しい技)ラートを転がし、その上を跳び越える種目が跳躍である。 最もポピュラーな基本動作は開脚座り跳びである。体操の跳び箱に似ている。 まずラートを転がす。 ある程度ラートが自分から離れたら、助走を始め、加速する。 ラートに追いついたら両手でしっかりとラートを掴み、開脚と同時に飛び乗る。 ラートにはしっかりと座る。 ラートの頂点まで達したら、ラートを掴んでいる手を片方ずつ自分の後ろへ掴み直す。 頂点を過ぎると再びラートが加速し始めるので、着地出来る位置まで進んだら手でラートを後方へ強く押し出すように突き放す。 着地マットを用意することが望ましい。 また、自分の身長よりも大きいサイズのラートを飛び越すのは難しいので、最初はなるべく小さなラートで練習し、徐々に大きなラートにしていくのが良い。



[編集] 公式大会

現在国内で開催されている主な大会は2つで、1つは日本ラート協会が主催する全日本ラート競技選手権大会で、もう1つは学生主体で開催される全日本学生ラート競技選手権大会である。 また、国外では世界ラート競技選手権大会が開催されている。



[編集] 世界大会

正式名称は世界ラート競技選手権大会。 日本国外で2年に1度開催されている。 参加国は多岐に渡り、中でも特にドイツが強く、大会で日本は毎回そのドイツに次ぐ成績を収めている。



全国大会

正式名称は全日本ラート競技選手権大会。 1995年から毎年11月に東海大学開発工学部協力の下で開催されている。 出場条件は2つあり、1つは日本ラート協会会員であることと、もうひとつは出場する種目において級検定3級以上の取得が義務付けられている。



[編集] インカレ

正式名称は全日本学生ラート競技選手権大会。通称は「ラートインカレ」。

毎年学生が夏期休暇である8月に開催されている。 これは2005年度より開催が始まったものであり、第1回,第2回は筑波大学体操部の協力を得てつくば市で行われた。

規定されている参加資格は、大学生・短期大学生・大学院生・高等専門学校生・専門学校生を含む学生であり、かつ日本ラート協会会員でなければならない。

ラートインカレは第1回大会から、規定演技の部を予選とし自由演技の部を決勝とする試合形式を取っている。

規定演技の部において選手は、後述される「級」におけるいずれかの演技を選択しなくてはならない。ただし、跳躍には級が存在しないため、3つの技(開脚座り跳び,閉脚かかえこみ跳び,伸身跳び)のいずれかを選択しなければならない。

自由演技の部は、規定演技の部における種目別6位入賞者によって競われる。

本ラート協会が認定する資格には、直転5〜1級及び斜転5〜1級がある。 直転5級が最も取得しやすく、日本ラート協会主催の講習会(3日間)を受講することで、最終日の検定に概ね合格できる。 尚、2006年度第12回全日本ラート競技選手権大会より、出場には直転・斜転とも3級以上の級認定が必要となっている。 更に、2007年度より男子跳躍では8.0点以上、女子跳躍では7.0点以上の演技のみ採点対象となった。

直転 直転5級(易)〜1級(難)(全日本ラート競技選手権大会出場には3級以上の級認定が必要)

斜転 斜転5級(易)〜1級(難)(全日本ラート競技選手権大会出場には3級以上の級認定が必要)

跳躍 跳躍に関しては資格制度が無く、全日本ラート競技選手権大会では7.00点満点以上の演技のみ採点される。

尚、全日本学生ラート競技選手権大会では規定演技の部において級を採用している。

注意事項

級の認定は日本ラート協会が指定する検定員によって行われる。 認定には検定料が必要であり、級の難易度に関わらず一律である。 認定に際しては、認定を受けようとする者が実際に実施し、その規定演技の精度に応じて合否が判定される。 大減点があった場合の認定は原則として認められていない。 中減点、及び小減点は一部過度の失敗を除き許容されている。 認定を受ける際の補助者による補助、またアドバイスは認められていない。

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