指導者 ⇒ 競技者
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3月に入り仕事が一段落しました。
年が明けてから早2ヶ月、しかし自分たちにとっては非常に長い2ヶ月間でした。
この1月2月は合計で50ヶ所以上の小学校やイベントに出演、指導を行い怒濤の日々が続いていました。
特に小学校での指導はここ数年の中でも劇的に増加しました。
20日間連続で仕事をし、1日だけオフでその後また10日間連続というようなこともありました。
この怒濤の日々の中で得たものはとても多くあったと思います。
指導について、パフォーマンスについて、小学生について・・・。
指導はこれまでやってきた経験を生かしながら、更に研究を続け卒論の結果を十二分に活用しながら行う日々。
パフォーマンスは世界大会のフリースタイルを意識し革新的な内容を行うよう意識してきました。
小学生について・・・
非常に多くの子どもと触れあってきました。
ざっと計算しただけでも1万人以上の子ども達になわとびを指導し、パフォーマンスを見せました。
ほんの1万人ですが、その様相は地域によって様々。
特に高学年での成長と精神的な発達は差があり、また子ども達の集団として特性にも違いがありました。
良し悪しではなく、違いがあるというのが面白かったです。
中にはとてつもない才能を持っている子もいました。
中には回数を重ねることで2重跳びを克服した子もいました。
更に中には、なわとびを少しでも好きになってくれた子もいたかもしれません。
逆に残念ながら何も変わらず、逆に嫌いになってしまった子もいたのかも知れません。
どのぐらいの子どもにどのような影響を与えたかはは知るよしがありませんが、これだけは言えます。
自分自身、日々を精一杯過ごしました。
全力投球の毎日でした。
どの現場でもどの小学校でも、その日の全力を出し切る覚悟で臨んでいました。
朝の5時に出発しようが、睡眠時間が削られようが、関係ありません。
何より、一人でもその日の現場の子どもが笑顔になってくれれば。
不思議なことに、一度だけ飛行機の中で38.6℃を出した以外は、このシーズン体調を崩していません(笑)
しかしこのような楽しい日々も3月に入り一気に終焉を迎えました。
小学校の行事の関係で、卒業式シーズンにはあまりイベントや依頼が入りません。
6年生を送る会などの依頼もちらほらありますが、1月2月に比べると数が減ります。
寂しいようなホットしたような、なにか、言い表しようのない達成感を感じることができました。
そしていよいよ世界大会に向けての練習を、この3月から本格始動し始めます。
このシーズン中にフリースタイルに必要な技の技術をほとんど習得しました。
あとはこれらを組み合わせて本番用の演技を更に詰めればほとんど完成です。
ちなみにマニアックですが主に練習に重きを置いたのは背面系、レッグオーバー系の技。
これまで苦手分野だった領域を一気に攻め落としました。
正直、普通の交差跳びとまではいきませんが、前と後ろは同じイメージでできるようになりました。
後ろのSOOTSとかもできましたし・・・(はい、わかりませんよね。
あとはスピード関係の練習の復活です。
体力の消耗が激しい練習だったので、この時期は体調管理を考え封印していました。
3月からは本格始動です。
ちゃんと追い込めるか、少し不安はありますが頑張りたいです。
とにかく最低でも前回と同じぐらいの順位、あわよくばトップ3に総合で入るぐらいの勢いで大会に臨みたいです。
そのためにも、あと3ヶ月の6月までで、どこまで競技力を高められるかが勝負の鍵です。
30秒スピード:89回(88回)
3分スピード:420回(400.5回)
3重跳び :212回(201回)
これが今の自己ベストです。(括弧の中は公式記録)
これをあと二回り成長させます。
特に狙い目は3分スピード。
一番伸びやすく、そして成長がしやすい競技です。
これを踏まえ、目標回数は・・・
30秒スピード:93回
3分スピード:450回
3重跳び :250回
ここまで伸ばすことが最低条件になります。
頑張ります、どの記録もアジア人、前人未踏のレベルです。
天井を如何に壊すかを考え、自らを戒め、基本に忠実に。
3月4日(火)、本日より世界に向かいます!!