世界大会紀行 〜大会紹介編〜
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さて、世界大会も終わったことで少し大会の様子を連載で書きたいと思います。
まずは大会紹介編。
さすがは世界大会というだけあって、17個の国と地域からさまざまな選手が来ていました。
前々から知っているメンバーはもちろん、新しく知り合った友達や新たな出会いも多くありました。
今回の大会では、選手団の宿泊するホテルが2つあり、メインの会場がありました。
これらのホテルからはシャトルバスが出ており、会場に行く場合はこれで行きます。
もちろん歩いていくこともできますが、基本的には危険なため(!?)17:00以降は原則バス、それ以外もできればという感じでの移動でした。
大会の行われるメインの会場は2つの体育館が併設された場所。
一つはとても大きな代々木第二体育館ぐらいの大きさのあるメイン会場、そしてもうひとつが小学校の体育館ぐらいの広さの練習会場です。
競技の合間はメイン会場でも練習ができますが、基本的は練習会場で本番に向けての練習をします。
練習の会場も、非常に興味深い。
今回は会場の広さの関係から、時間ごとに国の練習が区切られていました。
そのため割り振られた時間以外は練習はできないのですが、他の国の練習を覗くこともしばしば。
やはり世界の選手たちを目の前にすると、鳥肌が立ちます。
スター選手といわれる海外の有名人、彼らの練習はやはり見ごたえがあります。
もちろんこのようなトップ選手以外でもとても多くの選手たち(スキッパー)が練習をしているのが、とても新鮮です。
日本では基本的には自分ひとり、多くてもせいぜい10人って所でしょう。
それが、何十人という単位で一緒に練習をしているのは本当にうらやましいです。
大会は初日と二日目がSAI(South Africa International)という国際大会、それ以降がFISACというメインの世界大会です。
自分たちはその中でももっとも遅い順番、6日目の出場でした。
それまでは基本的には練習をしているかご飯を食べているか、交流をしているか。
正直最後の最後まで大会がないので気が休まりませんでしたが(笑)
そんな中でもホッと気を抜くのがホテル。
今回の選手団は泊まっているホテルは個室で2名ずつに分かれていて、全体を世界協会が貸切の状態でした。
さらにこのホテルにはパブ?が付いていて、日本で言うところのバーみたいな雰囲気の場所があります。
貸しきり状態のホテルですので、そこに集まるのはスキッパーとコーチのみ。
何かあれば縄の話や練習のこと、ルールのことなど話題には事欠きません。
まぁ自分とまさしさん(筑波跳職のいっくん)は、毎晩そこでビールを飲んで談笑していたんですが(笑)
それ以外にも思いのほか食事や環境も悪くありません。
食事はホテルの朝食と大会会場での昼夜の食事。
いわゆる欧米食ですが、そんなに苦ではありません。
また寒暖の差もほとんどなく、7月で真冬に当たるにもかかわらず半そでで過ごすことができます。
気温的には15度前後?なので運動をするのにも最適。
正直日本の冬を考えて寒いと思っていたら、全然。
また、ホテルから眺めるテーブルマウンテンは絶景です。ちょうど部屋の窓から目の前に見えます。
ただ、この時期は雨が多いとのことで世界選手権が開催される1週間前まではずーっと雨だったみたいです。
しかしなぜかこちらに着てからは、ほとんど雨なし。
朝晩に少しパラつく程度で、昼間は快晴の日々です。
とまぁ世界大会はこんな場所で行われています。
犯罪発生率が高い国ということで怖い部分もありますが、恵まれた自然と穏やかな環境でとてもいい場所です。
ちなみに、ここの国の水は世界3位?という称号を持っているらしいです。