なわとび教室本格始動
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なわとび教室@つくばが、本格的に開始されました。
今年で3年目、既に生徒の人数も50名を平均的に上回る状態で、うれしい限りです。
今年度から内容を一新しまして、これまでのクラス分けと少々雰囲気を変化させました。
これまでは基礎、パフォーマンス、競技という形でクラスを構成していました。
それぞれ目標とする事柄を目指して練習をしていた感じです。
しかし今回からは、行うなわとびの種類でクラス編成を変えました。
【基本クラス】
すべてのなわとびを広く浅く練習するクラス。特に偏りなく、基礎が習得できるような内容
【ダブルダッチクラス】
ダブルダッチの演技を行うことを目標とし、それに向かい練習をするクラス
【フリースタイルクラス】
単縄のフリースタイルを行うことを目標とし、それに向かい練習をするクラス
と言う感じです。
一見するとわかりにくいですが、要は基本クラスは全部できて、それ以外の二つは明確な目標に向かって練習をするという感じです。
ある程度の技能を持っている子達に、どのような形式のクラスが良いのかはまだ手探りの部分はあります。
しかし確実に子どものレベルが上がっているのがわかります。
さて、そのなわとび教室で今回テーマとして掲げているものがあります。
それが「ピアティーチング」です。
これは大学院の授業で模擬授業として学んだものですが、子ども同士の教授行動を促す授業形式です。
子ども同士の係わり合いとしてこれまでグループ活動というものが多く扱われており、現在でも広く活動の中に取り入れられております。
しかしそれ以上に、子どもに教授行動を行わせるというのがピアティーチングです。
グループ活動では主にみんなで協力してという形式が多いのに対して、こちらはある特定の子どもが先生の代わりとして他の子どもに技能を教授活動を行います。
すると、技能上位児と下位児をともに活動させることで、互いに認識を深めてコミュニケーションを持つことができるといわれています。
また、技能下位児を批判的に見る技能上位児に責任を持たせることで、授業にプラスの要因を持たせることもできるといいます。
逆の場面でも同様です。
子ども同士の関わりや教え合いといった活動は、あまりなわとび教室では行ってきませんでした。
その結果、指導者である自分からすべてを学ぼうとし、自ら能動的に物事を学びとる姿勢が失われてきていました。
確かに技能的は高まり、全日本レベルの選手も多く排出することができました。
しかし更にレベルアップをするために、
「子ども同士のかかわり」
というキーワードを大切に教室を行っていこうと思います。
ここでも逐一その内容を報告していきます。
ちなみに今日も行いましたが、大成功でした。
このことは別の日記で書きたいと思います。