【連載】意外と知られていない?基本の基本 その2
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連載です。
さて、基本中の基本ということでまずは【縄の長さ】から考えて行きたいと思います。
縄の長さは、どのぐらいがいいのでしょうか。
それは自分が最もよく質問されるモノの一つです。
しかし実はそれはとても繊細なものなのです。
縄の長さが変われば、跳びやすさも大きく変わって行きます。
たとえば長すぎる縄を使っている場合、2重とびなどの縄を早く回す技がやりにくくなります。
なぜなら、縄が長い分遠心力が大きくなります。
さら縄が長い分、1週するのにかかる時間も長くなるので、より回転がしにくくなります。
逆に今度は縄が短い場合。
こちらは短い分、跳ぶスペースが少なくなるため引っかかることが多くなります。
交差とびやあやとびなどの複雑な技に挑戦すると、更に失敗が増えます。
このような背景を元に、自分にとって一番ちょうどいい長さとはどの程度なのでしょうか。
実は、自分もあまりわからないのです。
その理由は本当に千差万別だからです。
個々人によって、どの長さが良いかは本当に違ってくるのです。
極端なことを言えば、身長体重がまったく同じ2人でも、適切な長さが違うこともあります。
では、そのちょうどいい長さをどうやってみるけるのか。
こちらは簡単です。
少しでも短くできるように調整をしていきます。
自分のする技をもう一度確認して、失敗しない程度の長さを調節するのがコツです。
一般に
【初級者ほど長め】【上級者ほど短め】
に設定するといいとされています。
これは実に的を得ていますが、最終的な自分のちょうどいい長さは少しずつ調節して見つけることが大切です。
失敗しないギリギリの長さ、それがみなさんのちょうど良い長さです。
次回は、縄の持ち方について考えてみたいと思います。