ピッケルを 刺すも昇るも 自分自身
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無言、そして沈黙。
言葉を発しないという態度は、時として人にとても残酷に当たることとなる。
しんどい時、フト、何か言葉を発しその行為によって自分を保つことすらある。
自分の選んだ行為は、最大の敬意と信頼の元での「沈黙」であった。
自身にもついこの前立ちはだかった苦悩。
その辛さは誰にも理解はできないと思う。
いや、どこかで理解してほしくないとすら思っているのかもしれない。
軽んじる言葉やお世辞は、本質的な解決にはつながらない。
自らを保ち、苦境を超えて行くのは、紛れもない自分自身。
シルクの紹介DVDで、彼らを練習にかきたてる何かというフレーズがよくある。
思うに、その理由は至ってシンプル。
良いショーをしたい。それだけだ。
観客のためだけではなく、自分自身のためにも。
納得が行くショーができなかった時、その瞬間の観客の反応。
あれほどの恐怖と巨大な不安。その辛辣な光景は、想像を絶する。
日々のトレーニングをする動機としては、十分すぎるほどに。