2000人のさらしモノ
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いつかは起きると思っていた。
でもこんなに早いとは思わなかった。
バンジーキューは始まってからまだ10回ほど。
ついにやらかした、やってしまった。
落ちる瞬間にやばいと感じた、
案の定、トラピスを片腕だけで捉えたが、耐えきれずにそのまま落下。
落ちる瞬間は頭が真っ白、
汗が全身から噴き出す
化粧は白いが確実に赤面
だが、ステージに居る以上は演じていなければいけない。
ビヨンビヨンしながらは無様、すぐに揺れを止める。
体の意識も抜けかけたが、瞬間的に全身に集中。
1分ぐらいしてラダーが下りてきた。
自分に当たらないように、それはそれはゆっくりと。
むしろ2−3回しばいても良いから早く下ろしてくれ。。。
やっとのことで10mほど昇り、元の場所に戻る。
あれほどに大勢のリガーさんがいるのは初めて見た。
とりあえず皆さんごめんなさい。
トレーニングルーム。
殆どの人が開口一番に、
「Shoichi!!怪我は大丈夫か!?」
どうやら怪我をして、やむなく落下したと思っている人が多かったらしい。
「No, Just made a mistake」
爆笑、そりゃもう大爆笑ですわ。
ある人は「バッタのようだ」とか
別の人は「6年間であの状態は初めて見た」とか
もうミスりたくないミスれない。
キューなのに、メインアクトの時より緊張するのは一体なぜ?