縄のまっちゃん公式ブログ【旧ブログ】

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芸事に通じる【間】の存在


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お笑いって、すごい。

自分はお笑いが大好きです。

日本から仕入れたDVDで毎日のように見るテレビ番組。

3か月分のHDDレコーダーを全てダビングするのは大変だったけど(笑)





話をする、というかしゃべるって、単純のようでもの凄い奥が深い。

空気を読んでのフリートークとか言うけど、ありゃ素人には出来ない。

単に喋ってるように見えて、スゴイ計算してるんだって驚いてしまう。

紳助さんやさんまさんのような大御所はもちろん、司会者レベルの人ってドンだけだよって思う。

南海キャンディーズの山里さん、あの人も天才って言われる理由が少しわかる気がする。

あのタイミングと間でトークに割って入るのは勇気がいるし、もはや才能。











個人的な感覚だけど、お笑いとショーって似てると思う。

臨機応変に対処するって点じゃトークと違うけど。

でも音楽と動きのテンポというか、間というか。

狙った所、上手くかみ合う所に、ずばーっ!って当てられること。



カウントとか秒とかじゃない。

良い表現が見つからないけど、あれは【間】なのだと思う。

すごいアーティストは、ピンポイントにそこに当ててくる。

身体の動きと音が見事にマッチした、小さい小さい的を射てくる。

反対に、自分のようなイマイチだとそれがズレる。

映像でみると、ちょこっと遅い。僅かに早い。それの繰り返し。

常にピンポイントで当てられるのはある種の才能なのだろう。



これがあまりに的外れだと、見ていてイラっとする。

ドラマもいくつか日本で見たけどイラっとすることが何回か。

この場面でそれはないでしょとか。

入り込んでいたいのに急激に現実に引き戻されてしまう空虚感。

対照的に、帰りの飛行機で見た「海猿」は本当に良かった。

1人で涙がこぼれそうになったほど。

加藤さんは凄いなって。







【間】にずばって当てられると、

フリートークなら笑いが生まれる。

ドラマは感動が生まれる。

ショーならば拍手が生まれる。



まるで小さい音を巨大なアンプに通したかのように、その威力を何倍にも増大させる。









その日の観客、音楽、色んな条件で【間】の在処は変化する。

だからショーは難しいし、お笑いや役者さんはスゴイ。



ジャンルは違うけど通じる部分があるんだ。

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