なわとび選手の怪我
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スポーツには怪我はつきもの。
どのスポーツにも言える事、ではそれはRope Skippingにも言えるのか?
あと2週間ほどでアジア選手権に向けて後輩達が出発する。
彼らは今どんな練習をしているのだろうかと、ブログやTwitterを見てみると。。。
みんな怪我してる・・・。
足が痛くなる、だいたいこれかな。
なわとびはジャンプする回数が多いしある意味仕方ない怪我の種類。
でも、ちょっと後世に苦言。
最近の主流になりつつある跳躍方法に怪我の原因があるのではないかと、自分は思う。
特に小学生をはじめとする跳躍の「高さ」が出せない世代や選手。
彼らの跳躍は着地を足の全体。すると着地の時に「どんっ!」って大きな音が鳴る。
古い世代の演技中、着地で大きな音がするなんて宙返りかアクロバットぐらいだったように思う。
新しい風潮なのかもしれないけど、ちょっとあれはどうなのかなと、老婆心ながら思う。
海外の選手でも上位の選手はみんなつま先で跳躍してる。
特に多回旋は連続でやることが多いので、全てつま先。
最後の一発だけはドスンっ!って感じだけど・・・。
やっぱり脚の筋肉で接地の衝撃を和らげるような着地の方が良いと思う。
だって自分自身が競技をやってた時に、シンスプリント以外に足への慢性的な痛みなんて感じたことないもん。
腰とか膝にも悪いように思うのは、取り越し苦労かな・・・?
跳び方を変えるのは大変だけど長く競技を続けて欲しいので、ちょっと考えてもらいたい。
ちなみに自分は体操系以外の技で大怪我をしたことはない。
右足の前十字靱帯も、頭蓋骨のヒビも宙返りの失敗。
つまり、なわとびはちゃんとケアをしながら練習すればそこまで怪我をしない競技なのだと思う。
ケアの仕方もちゃんと意識してもらいたいな。
ふくらはぎが痛いとかアキレス腱が痛いとか、それじゃ縄を跳べないじゃん。
自分達の世代よりも難しい技や面白い演技、高い競技力を誇る次世代。
期待しているからこそ、怪我とも上手に付きあっていってもらいたい。