縄のまっちゃん公式ブログ【旧ブログ】

縄のまっちゃんの【旧】公式ブログです。2007年から13年までの記事を保管してあります。

『逆に』だった


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オフ明けからのローテーションのおかげで、

身体の調子はスコブル良い。





慢性的になっていた膝の痛み、アキレス腱の炎症。

どちらも全快に近づいている。

アクトをしながら痛みを感じることは殆どない。

嬉しいことだ。









しかし、、、

身体の回復とは反対にスランプに陥っていた個所があった。

オフ前まではほとんど失敗することなかったのに、

いきなり50%程度にまで成功率が低下してしまった。









遠目なので映像チェックをしても分からない。





技術的な原因があるだろうと、

色んな分析をしてみたけど的確なモノを見つけられずに3週間。

成功する時ですら、何とも言えない違和感と言うか、



しっくり来ない!という日々が続く。









技術的な要因をいくら考えて、突き詰めても分からない。









そんなある日。



ふと少しだけ足に筋肉痛が残っていた。

アクト中にも痛みを僅かに感じる程度のものを。





・・・するとどうだろうか。

不思議なことに、オフ前のリズムを取り戻すことができたのだ。









そしてアクト後に映像を見ていて、ようやく気付いた。

動きに対して、縄が置いてけぼりになっていた、

ということに。







そう、

身体の痛みが無くなったことで、動きの流れが変化したのだ。

以前は痛みを含みながら動いていた分、

おそらく僅かに異なる感覚の動きがあったのだと思う。

そして、痛みから解放された瞬間、動きが崩れた。



だが、

一時的にでも痛みを取り戻した時に、

上手くいくリズムを同時に取り戻すことができたのだ。











身体とは、本当に不思議な存在だ。



【痛み】=【よくないもの】

などと単純な図式では計り知れない。





痛みによる不足個所すらも包括し、

無意識のうちに動きを校正していた。







まるで、

『逆に痛みに救われていた』

と言ったところだろう。

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