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縄人向け技術向上実験  両足とびの効用


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さてさて、

今回は少しマニアックな縄跳びの話をしようかなと。

まずこちらの跳び方、

ryoashi.jpg





そう、前とび。

けど前とびの中でも、今回は「両足とび」と呼ぶ事にしたい。





そしてこちら

kakeashi.jpg

こちらは、かけあしとび?とでも呼ぶのだろうか。

なんかもの凄い笑顔なのは気にしないで・・・。



実はこの2枚目の写真は、中級以上の人が跳ぶ時の形。

本人たちはかけあしとびという認識は無いけど、

何気なく跳んでる時はこんな感じになる。

一回旋系の技なら大概はこの跳び方でやってる人が多い。

交差とびでもEBでも。







もちろんトードとかは片足上げるから話は変わってくるけど、、、

あとはTSだと片足とびに近い感じが多いよね。





心当たりのある選手、そして中級以上のSkipperも多いのではないだろうか。











確かにこの跳び方は省エネな感じがするし、跳んでて気持ちが良い。

だけど、本当にこれがベストなのだろうかと。

ここ最近疑問に感じていた。











ってことで実験。

きちんと、どんな跳び方の時も両足とびにする。

たったそれだけのルール。

かけあしとびのルーティンの場所はかけあし、それ以外は常に両足。







結果は予想以上のものだった。

縄のコントロールがこれまで以上に安定して、

より縄を強固に感じられるようになった。





考えられる理由として、

両足の方が縄を抜くための足の面積が広いから

じゃないかなと思う。

かけあしモドキの省エネっぽい跳びかた。

これの場合は片足ずつで縄を通過させるため面積が僅かに狭い。

しかも縄が多少乱れても臨機応変にジャンプの変化で通過させることができる。





けど、両足とびではそうはいかない。

より的確に縄を通過させないとすぐに引っかかる。

未だに自分も練習中によく引っかかる。

交差とびとかは慣れないと難しい。









他に両足とびの効用と思われることがあった。

怪我が一気に良くなっていったのだ。

足の怪我が多いなわとび、自分もこれまでアキレス腱と膝に痛みを抱えていた。

しかしこの練習方法を始めてから、アキレス腱への痛みが消えた。

また膝の痛みも日を追うごとに解消して行って、

今ではアクト直後のアシシングさえ怠らなければ痛みは無い。







こちらも、片足ずつ跳ぶことで捻りや負荷が掛かっていたのだと思う。

両足になったことでジャンプの性質が変わり、負荷が軽減され痛みが消えていったのだろう。











とまぁ2ヶ月弱ほどの実験。

両足とびの効用。

予想以上の結果で驚いた。



ShowでやっているJumpLineも、この実験を始めてから殆どノーミス。

1ヶ月近くノーミスなんて初めてだ。









てなわけで結論。

縄の操作技術を向上させたい人、

そして足の怪我に悩まされている人には、是非おすすめしたい。

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