縄のまっちゃん公式ブログ【旧ブログ】

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【カプリオール】元世界チャンプの最大級にイケメンな負け方


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ダブルダッチ界で一番有名なチーム。

その名も「Capliore(カプリオール)」

Double Dutch Contestに出場すると聞いて、

映像を探し回ってようやく見つけてきた。



個人的に凄い好き。

今まで何回も彼らの演技を見てきたけど、過去最高。

ってかまったく別物。







申し訳ないけどダブルダッチって【マンネリ】。

どこのチーム見ても似たような曲で似たような構成。

音楽まで似てて、衣装まで似てて・・・

中盤ぐらいから眠い。後半は流し。





身内のチームとか知り合いが出場してる人は盛り上がってるけど、

殆ど知り合いの居ない自分みたいな観客にはしんどい。

クロバットすげーなぁ。って印象しかない。





角を取れば、

「高度化しててわからない」



本音は、

「どのチームも一緒で、ダブルダッチは飽きた」





競技は、点数を取るために効率のいい演技構成は似てくる。

自分も元競技者だからよくわかる。

実際、自分自身の点数取り演技も面白くなかったはず。













カプリオールを最後に見たのは2010年かな、

失礼な話だけど当時は似たような感情があった。

やけに盛り上がる背景には、

ダッチャーにだけ分かる凄さとか技術があるのかなって思ってた。







けど今回の演技は凄い。

ダブルダッチ素人であっても、何度も見たい。



YouTubeで探し当てたときはテンション上がって、

その場で何回も見た。











分かりやすい演技ってのは抽象的な表現だから嫌いだけど、



「伝わってくる演技」

って感じだった。



何かしら凄いことやってるんだろうなぁ、じゃなくて、

今まさに見ている自分が凄い!!って興奮する。







今回の結果を聞いて彼らは残念な気持ち、悔しい気持ちだったと思う。

でもまず、この大会にエントリーして、

正面切って後輩達と同じ舞台に乗ること自体、尊敬に値する。





だって何の得もない。

むしろ、リスクしかない。





仮に彼らが優勝していれば、

「プロなんだから当たり前」

「ずるい」

って揶揄されて、







仮に負けたとすれば、

「カプリオールは終わった」

「俺らはカプリに勝った」

みたく言われる。





どっちにしたって悪く言われる。、









過去に世界チャンピオンになったことを鼻に掛けて、

引退した後でも大口叩いてるような連中もいる。



そんな奴ら比べて、正々堂々とぶつかって負けた「カプリオール」は、







いくら同じ元世界チャンピオンであっても、天と地ほどの差がある。









縄人の先輩チームに偉そうなことを書いてしまったけど、

ステージだけじゃない、彼らのカッコよさに一層惚れ込んだ。

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