縄のまっちゃん公式ブログ【旧ブログ】

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日本をけん引、若手選手を紹介


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若手の台頭はうれしいこと。

彼らはまだ自分が日本に居たころには高校生で、

今となっては日本を代表するまでのトップ選手に成長した面々。



彼らのフリースタイルはそれぞれ、とある人に影響を受けてるとのこと。



さてさて、誰なんだろうか・・・。







第8回全日本ロープスキッピング選手権 優勝演技





藤沢選手は体操経験を生かしての演技もさることながら、

より複雑な交差の技を入れている。

絶対王者の三村選手を抑えてのフリースタイル優勝は驚き。

交差には腕の上下、足の位置などの関係から戻りや入りが難しい技ってのがあって、

細かい説明は省略するけどそういうのが得意な選手。

だからふと見るとわからないような場面でも、実はすっげー難易度を高い技だったりする。

最初の0'40あたりがそんな複雑な技の強襲。



ってか、開脚で着地って痛くないのかなぁ・・・。

・・・だって、ねぇ。



ちなみに、彼の演技は着地の音がよく聞こえる。

難しい技や4重とびなどを入れるから仕方のない反面、それが演技全体を重く見せてしまう。

またその演技も難易度や”競技的な構成”に傾斜するため、

演技の流れが単調になりがちなのも残念。



ポーズで止まる瞬間や、

音のポイントでメリハリをつけられれば全体が引き締まるように思う。

緩急、重量感と軽量感、この辺りを今後の演技に期待したい。







第8回全日本ロープスキッピング大会 一般部門 柳下誠



こちらは柳下選手。

彼は何と言っても1’00あたりのフットワークに持ち味が凝縮される。

難易度は度外視、それでもなお見せる構成を取り入れるのは彼の特徴だ。

そして音楽へのこだわり、音楽に合わせた演技へのこだわりも健在。

流れるような軽快な演技は見ているこちらにも「楽しさ」を伝えてくれる。



今回の演技ではミスが目立ってしまったのが残念だ。

技個別の完成度は悪くないのだろう、ただそれが、

音楽、カウント、技の連続、

これらの要素が重なった場合に、完成度の低さが出てしまう。

練習と異なるタイミング、リズムで技をすることがミスを誘発するのはよくあること。









今回取り上げた2人の選手は今後も、日本のなわとび界でトップ選手として君臨するだろう。

来年のアジア大会が楽しみだ。

これからも後人たちの目標になって活躍してくれることを期待したい。

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