平田オリザって、女の人かと思ってた・・・
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舞台芸術には色んな種類がある。
個人的に一番最初に思い浮かぶのが
「舞踊(ダンス)」
で、その次が
「演劇」
サーカスもそのジャンルに入るけど、この2つに比べると歴史が浅い。
特に現代サーカスって言われる「アートサーカス」が生まれたのは、1980年代。
なので舞台芸術の先駆として学ぶことは多いと思う。
ダンスは既にサーカスの中で多く取り入れられてるし、La Nouba にはダンサーってキャラクターがいるほど。
舞台芸術そのものの垣根というか、ダンスとサーカスは共通点が多いように感じる。
表現って意味でも身体って意味でも。
まぁこの辺の話は別の機会ってことにして・・・・
じゃ、演劇はどうなんだろう。
大きな違いは「セリフ」を言うかどうかってこと。
Corteo ではセリフもある。
でもメインはやっぱりサーカスアクトであって、要素を取り入れただけ。
どうしても「言葉を介さない表現」って部分で、ダンスやサーカスとは相いれない部分があるのかな。
けど舞台を構成する角度から見ると、参考になることも多い。
表現方法は多少違くても、
「観客に向かって、何かしらを伝える」
という点は共通しているから。
縄仲間には役者を本気で目指してるヒジキってのもいるけど、やっぱり通じるモノがあるんだと思う。
個人的に一番グッときたのが、
「紳士がバナナの皮を踏んで転ぶ」という一文。
なんのこっちゃ?って感じだけど、読んでいるうちにスゴイ納得できた。
偶然じゃなくて、必然として舞台に笑いを生み出すコツなんて、なかなか分からないよ。
でもこの一文にはそのエッセンスが詰まってる。その的確さに驚いた。