縄のまっちゃん公式ブログ【旧ブログ】

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自分への後悔と今後の課題


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昨日も書きましたが、第4回全日本ロープスキッピング選手権大会が、3月31日に開催されました。

自分は今年で3回目の出場、第5回のアジア大会の選考もかかっていました。

今回は自分が今まで出場した大会の中でも一番しんどい大会になりました。



ご存知のとおり、なわとび競技は



「30秒スピード」

「3分スピード」

「3重とび」

「フリースタイル」

で競われます。



自分はどの種目も1位を狙って練習をしていたのですが。

まず駆け足とびの2種目、30秒スピードと3分スピードは無難に実力を出して1位。

しかし3重とびで事件がおきました。



自分としては練習では常に150回を跳ぶようにして、本番で200回を目指して練習をしていました。

世界大会で247回を跳んだこともあり、自信を持って競技に挑んだわけなんですが・・・



3重とびの怖いところが、失敗。

失敗してしまうと、すぐさまに競技が終了です。

順調に100回を超えていよいよラストスパートと思っていた矢先。



120回を越えた段階で気が一瞬緩み、まさかの失敗。



自分としてもこれからというところだったので、もはや茫然自失。

その場で「あっ!」と叫んでしまったほどでした。

このことによって状況が更に変わってしまいました。



大会は順位得点という方式で総合優勝が決まります。

3重とびの順位はわかりませんでしたが、おそらく4位以下であることは間違いなかったです。

すると、ほかの跳職のメンバーの順位得点との兼ね合いで、3人が同順位になっているという状態。

つまり最後のフリースタイルで総合優勝が決まるということになりました。



一気に高まる緊張、そしてほかのメンバーの気合に満ちた雰囲気。

まさかここで負けてしまうのか、そんな思いが頭を巡ります。





3重とびの失敗により精神状態は最悪、自分でも血の気が引くのがわかるぐらいに青ざめます。





そして改めて感じるフリースタイルへの不安。

正直言いまして、自分はフリースタイルに自信がありませんでした。

失敗への不安、そしてメンバーの演技。

どれをとっても自分が勝てる保証がなく、もう無理かもと本気で思いました。





結果・・・

序盤での大きなミスを除き、それ以外はノーミス。

もう終わってしまったことなので結果はどうなろうと関係ない気分でした。



それでも、最後の最後でフリースタイルの1位を言われた瞬間。

全身が振るえて思わず目頭が熱くなりました。





今回の大会で痛感した、自分の甘さと気の緩み。

そしてフリースタイルの下手さ。

なによりも、フリースタイルに自信をもてなかったことが良くなかったです。

どの大会を見ても、記録は向上していっています。

自分も何とか計測系についてだけはついていっています。



それでも、まだまだフリースタイルは付いていけていない。

なにより演技の構成が下手すぎでした。

今回の優勝も、ほかのメンバーのミスによって助けられただけで、実力ではありません。

全員が失敗のない演技をしていたら、間違いなく優勝を逃していました。

減点のない点数はわかりませんが、演技を見る限り確実に自分は負けていました。



今後の課題として、フリースタイルがネックになることは間違いないでしょう。

構成へのこだわりや既成概念を一切捨てて、新しい境地へ進むことが必要なのだと思います。





戒めをもって、次なる大舞台のアジア大会へ望みます。

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