世界大会紀行 〜おまけ編〜
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さて、3つに渡って世界大会を紹介してきましたが、これで最後。
最後は少し愚痴を交えたものを書こうと思います。
ですので、もし好まれない方がいれば読み飛ばしてください。
今回の大会で思い知ったことが一つあります。
それは、共に成長できるライバルや仲間、そしてコーチの重要性です。
特に日本の場合、短縄をやっている選手は指折りで数えて足りてしまう程度しかいません。
互いに住んでいる場所も遠く、一緒に練習をするといってもなかなか難しい現状があります。
ただ、それを負けた理由にすることはしたくありません。
実際に前回大会でも6位、今回でも9位と、ギリギリのラインではありますが世界のレベルアップについていっています。
海外のやつらは仲間がいて環境が良いからできて、自分は恵まれないからできないというのはどうしても許せません。
何とかして一人でも向上していきたい。
自分の力や意思で変えられないものはあるかもしれません。
それでも、限界まで食らいついていきたいです。
もう一つは、正直な話、練習量が報われなかった感じを否めない結果です。
今回の大会では、すべての種目で上位を狙うことも目標に練習に励んできました。
結果、フリースタイル以外は自己ベストに近い記録を出すことができ、公式ではすべて自己記録を更新しました。
しかし実は、今回のルールにはある大きな換算方法が加わっています。
それは総合順位を決めるときの計算方法で、普段なら4種目の順位をそのまま素点で合計する方式。
最終的に一番点数の低い選手が上位になります。
ところが今回から「フリースタイルのみ、素点から2倍して合計する」というルールが加わっていました。
これをい知ったのは大会が終わって結果をもらったときです。
そのため自分は計測系競技でそれぞれ5位、15.5位、5位の合計に、更にフリースタイルの20位を2倍した40を足した点数で計算されます。
もちろんこの方式を知らなかったのはチェックミスだったのかもしれません。
しかし、あれだけ計測系の競技を死に物狂いで練習したのに、フリースタイルだけ高い選手が上位に上る方式になります。
事実、いまさらな話ですがこの計算方法がなければ、あと4つは順位が上でした。
この日記に書いて以降は何も言わず素直にこのことを認めるつもりです。
それでも、がんばって4種目すべてを練習したのに、腑に落ちない部分がどうしても消せない大会でした。