サルティンバンコじゃないけど
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昨日は打ちのめされた分、少しずつ上がっている感じ。
でも気は抜けない。どんどん昇り詰めていかなきゃいかんのだから。
こっちにきてから学んだ、色んな通し方。
Markというのが、全体を通す。動きの確認とか場ミリとか。
Run Thoughというのは、エネルギーは入れないけど明確に動きも入れて通すこと。
そしてFullというのが…全力でエネルギーを込めて通すこと。
本当は火曜日に来る予定だったデビィさん。でも今週はスケジュールが空いてるのか今日も来てくれた。
週末に考えた流れを一通りFullで見せる。
「頑張ってくれてうれしい。」
「何個も使えそうな要素があったし、インプレッションもあった」
こちらこそ、嬉しいっす。
振付といっても一から十までデビィさんが作るわけじゃない。
自分たちやコーチのマリジョゼ、そしてデビィさんの全員で形作っていく。
最終的な構成はデビィさんが固めるんだけど、こうして自分たちが考えて練ってきたものを採用してもらえるのは嬉しい。
とりあえずは反応上々。
次に向けてまた色んなこと考えなきゃ・・・。
にしても、デビィさんに見せるのはしんどい。
なわとびの技はまったく同じようにやるのって大変なんだって気付きました。
さっきやっていた動きで、こんなのをやって!としばしば言われる。
そして同じ技をやると、
「違う、そんなんじゃない!!」
という答えが返ってくる。。。
分かりやすいところでサテライト。
横・横・前の順番でやる技で、汎用性もあり随所に使います。
しかしデビィさんに見せるときは、同じサテライトでも考えることはその倍以上。
腕の位置、体の向き、足の形、移動の方向。
トータルのフォルムとして見せなきゃいけない、
だってデビィさんは、そうしないとそれを同じ動きと認識しないから
エネルギーの入れ方、少しわかってきた。
でもそれと同時にデビィさんに
「Shoichiのスムーズでリラックスしたような動きがほしい」
と言われ、得意の動きを見せる。
これが思いのほか好反応。
今の段階は、自分たちに幅を付けてるんだ。
デジタル的な「0」「1」じゃなく、色んな引き出しを。
決して全てが否定されたわけじゃない。
エネルギーを全開で放出した後で、二人ともグッタリ。
でもすぐにお楽しみのバンジーの時間(笑)
今回からハーネスをより安全に装着するため、タイトな服を借りることに。
過去に日本公演もした「サルティンバンコ」の衣装を借り、いざ着用。
お下がりってことは、実際のショーで使っていたやつっすか?(汗
ま、実際に来てみるとなかなかのケッサクでしたが(笑)
コーチのドミニクもさほど難易度の高いことじゃない&メインアクトじゃないということもあるのか、リラックスした雰囲気。
さすがにハーネスをつけるとか、紐を引くとかの技術は的確な指示。
でもそれ以外は・・・
「はーい、じゃそこから立って落ちて!」
「・・・・。」
「あーっ!!△□〒※☆○!!!!!!」(奇声を発しながら紐に吊るされるnasa)
ドミニクをはじめその場のスタッフ全員が爆笑。。。。
すんごい和やかな雰囲気で、楽しい。
技術的な課題は、はっきり言って殆どない。
あとは二人のガッツと勢い。飛べるか飛べないかだけ。
素人が頑張って飛び降りるあの光景、確かに面白いんだろうなぁ(笑)
うちらはトラピスから座って&立って落ちるだけ。
宙返りとかはほとんどやっていない。
だけどせっかくチャンス、自分の番の時に無理を言って宙づり状態で少しだけ挑戦。
前方宙返りって難しい・・・
足がフロアに付いている時と違って、蹴れないから勢いが付けにくい。
腕の上げ下ろしと背筋のタイミング?で回転力をつける、難易度の高い動き。
後方宙返りは普通のロン宙とかスタン宙とほぼ同じ。
ただ体が伸びてるのでスワンになるのかな?引っ張り方とか回し方とか、感覚は同じ。
しかも足が着かないから何回宙でもできる(笑)
ま、3回連続で回ったら目が回って気持ち悪くなりましたが・・・。
デビィさんは明日も来てくれるとのこと。
気持ちを入れてエネルギー込めて、全力でぶつかっていこう。