縄のまっちゃん公式ブログ【旧ブログ】

縄のまっちゃんの【旧】公式ブログです。2007年から13年までの記事を保管してあります。

落語とサーカス


【スポンサードサイト】

日本に帰国する道すがら。

飛行機の中で「落語」の映像を観た。

教員の「話術講習」という場で、落語家の方が講師をされている。

お笑いやトークの基本は落語にあるという話も聞いた事がある。



しかし見に行くという気持ちまではならずに、実際にどんなものかを観たの初めてだった。







2篇だけ。一個目が凄い楽しかった。

より一層興味を持ち、日本で落語の本を購入。

『落語論』 

堀井健一郎,講談社現代新書,2009.









今まさにその本を読んでいる。

落語って言葉だけは知っていたけど、実際どんなものかなんて知らなかった。

この著者に言わせればライブを見ていないうちは、本物を知ったとは言えないのだろうけど。



本の一説にこんなフレーズがあった。





「落語は音楽」

「客全部を掴む”気”が一番重要」







とても面白い切り口。

中でも「ライブ」と「映像」を混同してはならないという主張が素敵だった。

またこれはライブでショーをする自分達にも通ずる。

客全体を掴む”気”、こちらでいうエナジーのことだろう。

エナジーが一番大切というのは落語もサーカスも同じなのだ。





ただ残念ながら、こちらは喋ることはない。

正確には喋る事をメインにしたショーではない。

身体の非日常を前面に出しており、落語の身体性とは異なる。





それでも落語との共通点。

同じショーを繰り返えす、噺が同じなのと一部類似する。

残念ながらたかだか十数年のレベルじゃ落語の伝統を思えば足元にも及ばない。

SKIPPINGに至っては1年もたっていない。

何回聞いても楽しませる、笑いを取る。

サーカスの場にも参考になることが多いように感じる。













次に帰った時は、落語をライブで見てみよう。

© 2014 SHOICHI KASUO, ALL RIGHTS RESERVED.

記事、文章、画像等を含む、すべての著作物の盗用&不正利用を禁止します。