縄のまっちゃん公式ブログ【旧ブログ】

縄のまっちゃんの【旧】公式ブログです。2007年から13年までの記事を保管してあります。

ピーク


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La Noubaデビューから、過去最高にoutの文字が近かった日。



足の痛み。

右足はカカトに痛みがあり、アキレス腱の周囲が固まっている。

左足は内側くるぶしに鈍い痛み、そしてアキレス腱自体が痛む。

腹筋。

下腹部左側が肉離れの様な鋭い痛みが襲う。普段もくしゃみすると痛い。跳んでる時も体幹を締めてバランスを取るので痛む。



フィジオに見てもらいながら、心の片隅に「ストップが出ないかな」なんて弱さが顔を出す。

見解だと腹筋は医者に見てもらう必要があり。足首はケアしながら、ショーにでて気長に治す。





体が痛むと心も落ちていく。

心身一体なんす。





けど、反対も然り。

痛いのは諦めて覚悟を決める。

命の危険があるようなアクロバットをしてるわけじゃないんだし、懇切丁寧に縄に意識を向ければ充分ショーに向かうことができる。



…と、自分自身に何回も言い聞かせる。

だって今outしたら、逃げるクセがついてしまいそうなんだ。

そうでなくても間違いなく後悔するよ。



痛みはステージでも時折襲う。

表情に出してたまるかと、気迫で縄を抜く。





プロとして、体をきちんと整えるのが仕事なのはわかる。

明日からのお客様のため、今のショーを休んで怪我を治す。

わかるよ、頭では。



でもさ、

たとえ明日のショーに差し支えることがあっても、目の前に今きたお客様のために頑張ることしか出来ないよ。

明日、明後日のショーより、いま、この瞬間のショーに全部ぶつけたい。





痛いか痛くないかじゃない。

やれるか、やれないか。

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